こんなとこに生えてタケ?
沖縄も梅雨入りして、湿っぽい日が続きそうです。
今日は誤食の話をします。
「うちの犬が焼き鳥を串ごと飲み込みました!」
「板チョコをアルミ箔ごと全部食べました!」
「プラスチックのバケツを半分食べちゃいました!」
悲しいかな、この様な事件は起こりがちです。
ただ、たいていの場合は、
・何を
・どのくらい
食べてしまったのか、ということを飼い主さんもある程度把握しており、それが診断や治療の助けとなります。
しかし、たまに厄介な誤食があります。
いったい、何をどのくらい食べたのか。
それが、危険なものであるのかどうか。
飼い主さんにも、場合によっては獣医師にもわからない誤食、というのがあります。
そう、「彼ら」は突然現れます。
そして散歩中の犬の中には、「彼ら」を食べてしまうものもいるのです。
この画像は誤食事件があった現場近くで撮ったものです。
公園にごく普通にポンポンとキノコが出現しています。
なぜ、犬の散歩中にキノコ誤食が起きやすいかと言うと
・生育が早く、散歩コース上にある日突然出現する
・飼い主さんはフードや傘で視界が遮られ、キノコの発見が遅れる
という理由があるようです。
飼い主さんもあわてて犬の口から取り出すのですが、困ったことにすでにキノコはバラバラに。
結局、どんな種類を何本食べたのかわからなくなっています。
キノコの形状や色調は
「いかにも毒キノコだな」というものから
「これが?普段食べてるようなやつだけど」
というものまで、実に多様です。
(出典:政府広報オンライン)
誤食を確認したら動物病院に連れて行くのが良いわけですが、未然に防ぐに限ります。
散歩コース上に
・湿った場所
・落ち葉が堆積しているところ
・倒木や切り株のあるところ
などがあったら、特に注意しましょう。
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