南の往診獣医さんのブログ

往診獣医が獣医師ならではの視点で動物のこと、社会の出来事、その他の話題についてオリジナルイラスト付きで書いています。

獣医学と映画 (1) 〜ハリー・ポッター〜

明けましておめでとうございます。

2019年、イノシシ年です。
獣医師としてはイノシシの診療について書ければ良いのですが‥‥。

残念ながら、往診先にイノシシがいたことはありません。

ただイノシシといえば、大阪の「ある城」の城門に二匹いますね。
ちなみに大阪城ではありません。
ホグワーツ城です。
翼が生えていますのでちょっとわかりにくいですが、確かにイノシシです。

この城の近くには恐竜がいたり、ジョーズがいたりして危険なのですが、スパイダーマンもいますので安心して下さい。

‥‥タネを明かせば、この城はUSJ (ユニバーサルスタジオジャパン) の中にある、ハリー・ポッターに出てくるお城です。
映画の中に出てくるホグワーツ城がここに再現されています。

ところで、城門になぜイノシシがいるのでしょうか。
普通は獅子とか、鷹とかが置かれるような感じがしますが。
ヒントは、ホグワーツ城という言葉にあります。
ホグワーツは hogwarts と綴ります。

では、この動物は何でしょう。

正解は、イボイノシシです。
アフリカのサバンナに住む、泥浴びが大好きなイノシシ。
さて、このイボイノシシ、英語では
wart(いぼの) hog(イノシシ、ブタ) 。

ホグワーツとワートホッグ。
( hogwarts と wart hog )

おそらくアナグラムになっているのだと思います。ホグワーツ城にイノシシがいる理由が推理できますね。

ということで、「獣医学と映画」でした。