北野式マイターン勉強法 ( 6 ) 〜ビンゴ法を習得せよ〜
先日、往診先に
「娘が獣医師志望なんです」
というご家庭がありました。
公立中学校に通うお子さんで、
もう各大学の偏差値を調べているそうです。
しっかりした方ですね。
私も小・中・高と公立でした。
特に塾や予備校の力を借りなくても、
早い時期に自分なりの勉強方法さえ確立させれば
どこへだって挑戦できます。
‥‥ということで学生さん向け勉強法の第６回です。
もちろん獣医師志望でなくても、
成績を上げたい学生さんはいらっしゃい。
これは私が勝手に
「ビンゴ法」
と呼んでいる方法です。
まず問題集を開きます。
何の問題集でも構いません。
問題に、通し番号を割り当てていきます。
次に、ビンゴの表を作ります。
ここでは解説しやすくするために、
1から25までの表を作りましょう。
数字は適当に振り分けます。
と、ここで視線をビンゴの外へ向けてみましょう。
何か書いてありますね。
「ポテトチップス」
「足裏マッサージ」
「YouTube15分」
何でしょうこれは。
これは、「ご褒美リスト」です。
「1列揃ったら、ご褒美」
と決めておくわけです。
そして、問題集の問1から順に解いていきます。
解けたら、対応する番号のところを消します。
たとえば下の表で問6が解ければ、どうなるか。
ガリガリくんをなめながら
YouTubeを15分見て、
その上マンガを10分見ることが出来ます。
おやつ付き25分休憩のチャンスですよ！
２度目で解けたもの、３度目で解けたものは、
塗る色を変えておくと便利です。
そして解くまでに何回もかかった問題をピックアップし、
今度はその難問だけで構成されたビンゴを作ります。
難問集ですから、ご褒美もグレードアップすべきでしょう。
ポテトチップスはパーティサイズを準備しておきますかね‥‥。
勉強にどうやってモチベーションを与えるか、
というのはとても大事なことです。
自分へのニンジンは、自分で準備しましょう。
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