雨+首輪=?
以前、首輪の下に炎症がおこった犬のことを書きました。
原因は雨でしたね。
この症例、今年はないかなと思っていましたが‥‥、出ました。
もういちど、おさらいしておきます。
庭、散歩、とにかく犬が雨に濡れることがあります。
梅雨どきならなおさらです。
このとき、毛が濡れます。
体表の毛はやがて乾きます。
しかし首輪の下の毛はなかなか乾きません。
乾ききらないうちに次の雨にやられると、さらに首輪の下が濡れます。
するとその場所の皮膚はふやけて細菌やハエの侵入を許します。
しかしこれらの出来事は首輪の下で進行しているので、飼い主さんは気づきません。
異臭や落下するウジでようやくそのことに気づいたとき、病態はかなり進行しています。
今回の症例です。
首輪の下でも特に喉元がひどくやられていますね。幸い、ウジは見られませんでした。
軟膏を塗って、抗生剤を経口投与します。
もちろん、首輪はしばらく外しておいてもらいましょう。
そしてこれが装着していた首輪。
やはり革製です。
革製の首輪が濡れると、乾くまで非常に時間がかかります。
そして外側からは、そのことがとても把握しづらい。
首輪の下が濡れていないか、特にこの季節は注意してあげましょう。
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